古物商の法令講習会に出席してきた話【初めて講習会に出席される方へ】

古物商の法令講習会に出席してきた話【開催時期や講習会の様子です】

この記事では、毎年開催されている「古物商等警察署別法令講習会」について記載しています。

初めて法令講習会に出席する人のお役に立てば幸いです。

開催日は毎年10月前後

開催1カ月前になると、管轄の警察署から案内状が届きます。

案内状は往復ハガキになっていて、出欠席に〇をつけたうえで返信しなければいけません。

欠席が続くと、ちゃんと営業しているか立入調査があるはずです。

警視庁のWebサイトに日程があったのでリンクを貼っておきます。

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/kobutsu/horei_kousyukai/koshu.html

持っていくもの

案内状に記載されていると思いますが、

  • 案内状
  • 許可証
  • 防犯連絡カード(お持ちの方のみ)
  • 筆記用具
  • 古物営業ガイドブック
  • 古物台帳のコピー(希望される方のみ)

古物台帳のコピーを持参すると、記載内容に誤りがないかチェックしてくれます。

講習会の様子(講義は90分ほど)

わたしは今回で3回目の出席ですが、毎回大勢の方が出席されています。

受付

開始時間の15分前に到着しましたが、すでに行列ができていました。

法令講習会の受付

順番が来たら、受付に案内状と許可証、防犯連絡カードを預けます。

防犯連絡カードは、初めて出席したときにもらいました。

古物商の防犯連絡カード

出席するとスタンプを押してもらえます。

開会宣言

開始時間になると、古物商防犯協力会の会長さんから挨拶があります。

前回もそうでしたが、

「会長の〇〇です。お忙しい中ご出席していただきありがとうございます。古物商法令講習会を始めます。」

の一言で講義がスタート。

DVDによる講義が40分ほど

DVDによる講義は、防犯三大義務の説明が中心です。

防犯三大義務の説明
  • 盗品が持ち込まれた際の事例
  • 本人確認の仕方
  • 古物台帳の記載方法

などがスクリーンに流れます。

途中休憩15分

薄暗いなかスクリーンを見続けるのってけっこう疲れるんですよね。

休憩中は皆さん思い思いに過ごされています。

体操したり、トイレに行ったり、飲み物を飲んだり。

ひとりで出席している方がほとんどなので、ガヤガヤした感じはありません。落ち着いた雰囲気のなか休憩できます。

パワーポイントによる講義が50分ほど

パワーポイントによる講義は、規制や法改正の説明が中心です。

法改正の説明

今回はちょっと難しい無償回復請求権 (民法第194条) について触れていました。

さいごに最近の古物営業の違反事例を教えてもらって講義は終了。

退出

受付をした順番に帰れるんですけど、来るのが少し遅かったので10分ほど待ってから退席。

会場を出るときに、警察署の古物担当の方が声をかけてくれたので、近況を報告してから帰りました。

法令講習会のお話は以上です。

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